携帯サイトのキーワードについての戦略の一つにロングテール戦略があります。

これは、サイト作成において複数ページを作り、ページごとに少しずつキーワードをずらすことで、検索エンジンから、色んなページに人が来るようにすることをここではロングテールといいます。

メインキーワードを「ダイエット」とした場合、ダイエットを複合キーワードで多数のページを作ります。

例えば

「ダイエット　下半身」
「ダイエット　二の腕」
「ダイエット　美脚」
「ダイエット　お尻」
「ダイエット　全身」

等

こういうサイト構成にすることで、「ダイエット」というビッグキーワード（競合の多いキーワードのことを言います）でも、上位表示させることができ、更に検索エンジンから様々なユーザーのアクセスを呼び込むことができます。

実際に複数ページのサイトを作成し、毎日のアクセス解析を眺めていると、色んなキーワードで検索されていることが良く分かります。

仮にダイエットというビッグキーワードで1ページのサイトを作成した場合、ダイエットという競合の大変厳しいキーワードで上位に来ることは至難の業ですから、ユーザーの訪問は余り期待できません。

勿論ダイエットで1位になれば、アクセスは相当期待できます。

でも、私の個人的な見解かもしれませんが、成約率はあまり高くないのではないかと思います。

それは、何故かというと。

ダイエットというキーワードで検索する人は、ダイエットしたいという気持ちの強さに少し疑問があります。今直ぐにでもダイエットしたいという場合、もう少し具体的なキーワードで検索をかけるのではないでしょうか？

ダイエットするためのサプリが欲しければ、「ダイエット サプリ」
ダイエットするための器具がほしければ、「ダイエット　器具」
また、足痩せしたいなら、「ダイエット　足痩せ」

このようなキーワードで検索する人は、今すぐ客と呼べますね。

それに対して、「ダイエット」だけで検索する人は、「今すぐ客」もいれば「そのうち客」もかなりの確立で混ざっているように思います。

ロングテール戦略は、その意味で、「今すぐ客」をゲットする戦略とも言えるというのが私の見解です。


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